chocolateのつぶやきすぎ日記

ほぼジェジュン溺愛/日記

ここ数年 熊、猿、猪 などの被害が多いですね
もうだいぶ寒くなったので、動物の活動も鈍くなったようで
騒がなくなったけど……
みんなうそのように忘れちゃってる?


カシナガ(略称)という虫が原因で ナラ枯れ が発生して どんぐりの不作のために
動物たちが 下界へ
といった説が有力のようですよね


ナラ枯れも害虫だけが問題ではない ようで、
高木、低木、草が バランスよく サイクルをもっていることが大切のようで
山もなんでも自然であればいいのかと思っていましたが、
それなりの手入れが必要だったとは 思ってもみなかった
今年の秋、山方面へドライブしたとき 本当に茶色い木が多くて
紅葉がいまいちだと思ったのも 気のせいではなかったんだな


えさがなくて熊が下界に なんてニュースを聞くたびに
山奥に餌場を作って、間引きした野菜や果樹園の果実を運んだらいいのにっとか
単純に思ってたけど そんなんじゃ解決にならないんだなぁ


里山っていう言葉もはじめて知った
下記参照

 日本の大部分の森林は、昭和30年ごろまでは人々の生活と密接に結びついた里山だった。
 まきや炭、シイタケのほだ木として利用するため植えられていたナラ類には、
 15〜30年で順序よく伐採されるサイクルがあった。


数年前のエコブームの走りの頃 よく マイばしで割り箸の消費を抑えようとか
紙のむだ使いをなくそうとか
森林を守ろう!間伐材を利用しよう!なんて言われていましたが、
今現在、実際は国産の住宅用建材は余っているのが現状で
木を使わないことが 森を守ることにはならない場合があるようです


そして 今 戦後の復興以降に植林された木が収穫期を迎えていながら
売れないため、山に放置されているそうです。
木は 野菜や果実とはサイクルが大きく違うから
植林した当時の思い入れと それを引き継いだ現代の状況の
ギャップを考えると なんだか せつなくなってくる


土の上を歩くのさえ苦手な私でも 
ほんとになんだかせつなくなってくる